2007年11月28日

おはよう

某所で「膝枕『上』から「おはよう」って声が降ってくる」なんていう
ネタがありまして、つい書いてしまったものをこちらに貼っておきます。

それにしても、1年ぶりの更新がこれってのもなんですが……
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posted by 性悪狐 at 02:30 | Comment(3) | TrackBack(0) | SS

2005年09月13日

空が真っ白だ。

いつから歩いているんだっけ。なんだかずっと歩いている気がする。
周りの余りの眩しさにきつく目を瞑ってみても、暗闇は訪れてない。
そよとも風が吹かないから、澱んだ空気が顔を撫でるのが判るぐらい。
再び目を開けるとそこにあるのは空の白と、それ以外の濃淡だけ。
歩いているといっても名ばかりで、実際には一歩ずつよろけてる。
始めは何か持ってたと思うのだけど、手にその重さは感じられない。
脚は辛うじて動いているけれど、膝も腰も動かすたびにぐきりと軋む。
日差しが首筋を焼いて熱いのだけど、頭はそれ以上にぼーっと熱い。
心臓の音と蝉の声が聞こえるけれど、耳鳴りなのかも知れないね。
座ってしまえばきっと楽なのだろうけど、そしたら二度と立てないかも。
だから私は歩いてる。一歩ずつ一歩ずつ。だけどどこへ行くんだろう。

あー、空が真っ白だ。なんだか私の身体も空に融け出していくみたい。

空に……融け…て……


posted by 性悪狐 at 19:18 | Comment(4) | TrackBack(0) | SS

2005年04月17日

「Half Moon」の検証

SS宣伝シリーズ第一弾と言うことで、「Half Moon」の検証をしてみました。
このSSでは下弦(1)の半月(2)の頃、花を楽しみながら(3)酒を飲んでいます。
では、本当に下限の月を見ながら桜を見ることができるのでしょうか。
ここ数年の関連するデータを調べてみました(4)。
結論から言うと毎年と言うわけにはいかないものの、丁度いい日があるようです。
例えば今年、東京の桜の開花日が3/31で次の日曜が4/3。満開にはなっていませんが、
4/2が丁度下弦の半月ですからばっちりです。
時間的にも、月の出が2:49でぴったり(5)。日の出頃も月は未だ南の空にあります。
当時そこまで計算したかどうかは記憶にありませんが、辻褄は合っていたようです。
注釈
posted by 性悪狐 at 12:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | SS

2005年04月15日

旧SSページの再掲載とリンク

残念ながら、新作発表ではありません。
以前発表していたものから抜粋して「悠の書箱」として
改めて公開してみました。「My Links :」からどうぞ。

って、これだけではなんなので書き物の進捗状況など。
と思ったのですがこれまた先日反省とともに書いたばかり。
今年こそ、何本か書きますので飽きずにお待ちください。

本当は、休職してでもまとまった時間を使って書き上げたい気もしているんですよ。
でもまぁ、休職したらきっとゲーム三昧でやっぱり仕上がらない気もしますがね。
posted by 性悪狐 at 00:29 | Comment(2) | TrackBack(0) | SS

2004年10月09日

Tears In Heaven

天国の涙

(c)Eric Clapton and Will Jennings
--訳:清水悠@2002
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posted by 性悪狐 at 11:18 | Comment(2) | TrackBack(0) | SS

2004年10月08日

Bridge Over Troubled Water

荒れた水面に架ける橋

(c)1969 Paul Simon
--訳:清水悠@2002
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posted by 性悪狐 at 17:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | SS

2004年10月03日

この街に--新都心にて--

「あなたはいつも、私には見えない景色を見ているのね。」

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posted by 性悪狐 at 22:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | SS

2004年09月28日

言えない言葉--今度彼女を紹介してね--

「愛してる」、そんな言葉を言われたことなど一度もない。
好かれもしない、構われない、そうして私は生きてきた。
自信なんて欠片もないし、引っ込み思案で何もせず。
そんな自分を好きなんて、思えるはずなく独りきり。

誰かを好きだと気付いたときも、「自分なんか」と告げもせず。
だけどあいつは違ってた。こんな私を構ってくれた。
素敵な笑顔を私に向けて、いろんな世界を語ってくれた。
好きになってもいいのかな?好きって言ってもいいのかな?

街であいつに偶然会った。私を見つけて走ってくるの?
いつもは見せないとびきりの、素敵な笑顔で私を…見ずに…?
目の前の私に気付きもせずに、駆けてくあいつに私ときたら
声も掛けずに振り向かず。寧ろ振り向くことが怖かった。

家に帰って一晩泣いて、そうして私は気がついた。
とっても悲しく泣きたいけれど、それでも心は軽かった。
あいつのことが好きだから。あいつをとっても好きだから。
構ってくれてありがとう。今度彼女を紹介してね。
posted by 性悪狐 at 23:46 | Comment(2) | TrackBack(0) | SS

2004年09月27日

この街に--都心にて--

「なんかこう、この匂いは懐かしい気分にさせられますね。」

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posted by 性悪狐 at 00:49 | Comment(0) | TrackBack(0) | SS

2004年09月26日

この街に--衛星都市にて--

「思えば随分長く居たもんだなぁ。この街ともこれでおさらばかぁ。」

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posted by 性悪狐 at 20:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | SS

2004年09月22日

ある一日

とある休みの朝、目を覚ますともう日も高かった。太陽の光に目を細めるようにして
窓の外を見ると、息子が我が家の裏手の空き地で紙飛行機を飛ばしていた。
飛ばしては拾い、少し考えてまた飛ばし、納得いかないのか少し直してまた飛ばし。

見ているうちに自分も昔、そうして飛ばしていたことを思い出して懐かしくなった。
女房が用意したパンを齧りながら、新聞の束から手頃な大きさの広告を探し出した。
折り方なんてもうすっかり忘れたと思っていたが、実際そうして折り始めてみると
意外に覚えているものだ。出来栄えに満足すると窓を開け、息子めがけて飛ばす。

紙飛行機は見事に息子の頭部に命中した。振り返った息子に「よく飛んだだろう」と
ニヤリと笑って見せる。普段、休みの日でも殆ど構ってくれない父親のそんな様子に
すっかり面食らったようで、目を何度かしばたかせた後に漸く破顔一笑した。私も
なんだか嬉しくなって一緒に笑いながら、こんなのもたまにはいいなと思うのだった。
--3/22(初出)
続く……かもしれない
--9/22
続いてないね。
posted by 性悪狐 at 03:52 | Comment(0) | TrackBack(0) | SS
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