2004年11月11日

新千円札矯めつ眇めつ

先日、お釣りとして新札にやっと巡り合えた。そう言う事情なので当然の如く新千円札。
早速じっくり眺めたのは言うまでもないので、その感想をまとめてみる。

先ず気がつくのは旧千円札との色使いの類似点と相違点。青系の色を使っている辺りは
そっくりと言ってもいいくらい。似ていると思えばこそすぐに気がつく違いは赤みを
帯びていること。表面の印刷自体もカラフルになっており、母をして「ぱっと見、
安っぽい」と言わしめるほど。そして左右端のパール印刷の赤紫も結構目に付く。

手にとって真っ先に気付くのがインクの盛り上がり。指の感覚の鋭い人なら野口英世の
髪形がはっきり判るだろう。それから表面の潜像パール印刷に気づかされる。この辺は
気付いてくださいと言わんばかりの派手な仕掛け。そう言えば、透かしの野口英世は
どうも髪型が違う。どうやら印刷のそれが青年末期、透かしは白髪が混じり始めた頃か。

続いて旧札同様マイクロフォント探しを始める。地模様のカラー印刷に旧札と同じ位の
大きさのマイクロフォントが幾つも散りばめられている。しかし、それだけの筈がない。
そう思って矯めつ眇めつすると見えてきた。表に5箇所、裏に3箇所+4本セットの
"NIPPON GINKO"。この時点で私の眼では最早字の形を見極めることができない大きさ。
ルーペを持ち出して確認する。よく見れば4本セットは判り難いわけで、鎖状の模様と
一体化している。敢えて文字で表せば"NIPPON GINKO∞"と言った感じに繋がっている。

ルーペを手にしたついでに裏面の透かしとは別の空白地帯をよく見ると、何やら字が
浮かんでくる。紙と同系色のインクによる、目立たない潜像印刷と言うわけだ。
もう一つ凝ったことに、表面の両端、パール印刷の辺りに黒っぽい漉き込みが見える。
これが漉き込みバー。調べてみたところ、透かしとは逆に紙に厚みを持たせているとか。
なるほど、進化したのは印刷技術だけじゃない。しかもこの漉き込みの技術、法律に
よって管理されているとか。なるほど大した技術なのだろう。

さてこうなると、写真が少なかったであろう樋口一葉の肖像のできと、千円札には
採用されなかったホログラムにも期待できるというものだがしかし、普段現金を
殆どと言っていいほど持ち歩かない私には一体いつ目にすることができるのやら。
誰か奇特な人が分けてくれないものだろうか。あーいや、一枚ずつでも結構ですから。

posted by 性悪狐 at 23:22 | Comment(2) | TrackBack(0) | モノ(item)
三日越しにやっと書けた……
それにしても、再構築に30分って有り得ないから。>Seesaa
Posted by 性悪狐 at 2004年11月12日 00:47
新札は、なんかオモチャっぽいっつーか。
なんか子供のオモチャで、偽札(ってのは生々しいけど)あるでしょ。
あんな感じで。
行きつけのコンビニ(嫌なVIP状態)の店員さんも、似たようなこと言って笑ってたし。
まぁ、慣れたら特に気にならないんだけど。

関係ないけど、よく考えてみたら、金って変だな、と。
だって金貨とかならともかく、所詮は紙でしょ、紙(日本の紙幣は)
でもその紙を店に持っていくと、ちゃんと品物を買える。
海外に行っても、ある程度は通用するし。
不思議だよなぁ、金。

>新札の感想
オモチャとか言ってるけど、実際に手にとると、
なんとなく感動があるっつーか。
偽造防止に、いろんな技術が使われてるのが、なんかゴージャス。
ちと裏面がチープな気もするけど。
っつーか、五千円札と一万円札の左下に貼ってあるキラキラ。
綺麗なのはいいんだけど、何年か流通したら剥げてこないかが心配。
コーティングしてあるんで、大丈夫なんだろうけど気になるぜ。

Posted by 積野 at 2004年11月16日 21:20
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